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緑内障のよくある質問Q&A

ここでは、みなさまよりいただいた緑内障に対してのご質問に、実際の体験例や症例などを交えてお答えしています。ぜひご参考にしていただけますと幸いです。

質問

眼科で緑内障と言われました。どのような病気ですか?

回答

眼圧の異常(眼圧が高くなる)によって起きる病気です。眼の中の角膜から水晶体にかけて、眼球内は房水によって満たされ、隅角という部位から眼の外に排出されます。

眼圧

【 眼圧 】 : 通常は10〜20mmHg

ところが、房水の供給量が過剰になったり、隅角から房水がスムーズに排出されなくなると、 眼球内の圧力(眼圧)が高くなり、視神経が圧迫されます。

この状態が長く続くと視神経がダメージを受け、視野が欠けたり狭くなってきます。放置すると失明に至る恐い病気です。

視神経と眼圧

なお、房水のバランスが悪くなることで起きる緑内障を「原発緑内障」、 他の病気が原因で起きるものを「続発緑内障」といいます。またこれらは、

の3つに分けられます。

〜各症例の特徴について〜

隅角が閉ざされるために起こる緑内障です。 急性の閉塞隅角緑内障では、急に頭痛、眼痛、吐き気などが起こり、 白目が赤く、黒目が濁って瞳孔が開きます。

瞳が緑色に見えることから、緑内障といいます。慢性のものでは初期は無症状で、 しだいに視野が欠け、充血や眼痛、電灯の周囲に虹が見えることがあります。
隅角は開いているのに、流水抵抗などで房水の流れが悪くなって起こる慢性の緑内障です。眼が疲れやすい、かすむ、頭が重いなど、眼精疲労や老眼によく似た症状から始まり、しだいに電灯の周囲に虹が見えたり、視野の欠損が起こるようになります。

このタイプには、正常眼圧緑内障があります。これは眼圧は正常で、もともと眼圧の低い人の眼圧が上昇して起こるものです。これは日本人に最も多いタイプです。
先天的に隅角の発育が悪いために起こります。このケースの子供は、眼球が膨らみ、角膜が濁り、まぶしいために眼を閉じようとし、涙を流すのが特徴です。

続発性緑内障は、各種の慢性眼疾患、眼底出血、外傷、糖尿病、白内障など、さまざまな病気により起こります。

症状 見え方 原因

【見え方 : 周辺の映像が欠ける】

質問

緑内障の治療はどのようなものがありますか?

回答

慢性の緑内障の場合、高くなった眼圧を下げるために 「眼圧降下剤」を用います。

一度失われた視神経のダメージは、基本的に回復することはありませんが、 眼圧をコントロールすることが治療の基本になります。

しかし、眼圧の降下剤には様々な副作用があるために、 必ずしも有効とは言えません。そして一生付き合うことになるので、 気長な治療が必要です。

なお、急性の場合は直ぐに手術をする必要があります。 まず薬物で眼圧を下げて、縮瞳薬で虹彩の付け根の収縮をとり、 房水の流れを確保します。

この処置が遅れると、2、3日で失明することがあります

次いでレーザーで虹彩の付け根近くに孔を開け、房水のバイパスを作ります。 それでも効果のないときは、虹彩の周辺部を一部切除することによって、 バイパスを確保する手術を行います。 これによって房水の流れができ、眼圧が下がります。

質問

眼圧の正常値はいくつですか?

回答

正常値は10〜21mmHgです。しかし、これを越えたからといって 即異状とはいえません。 眼圧は高いけれど視神経に損傷がなく、視野も正常という人がいます。 この場合を「高眼圧症」といいますが、将来緑内障になる可能性があります。

逆に、正常値なのに症状を起こしている人がいます。
これは「正常眼圧緑内障」で、速やかな治療が必要です。

質問

緑内障の予防はどうすればいいのですか?

回答

原発性緑内障は、中高年に起こる病気です。 遺伝的な要素に加え、加齢、喫煙、自律神経失調、糖尿病、高血圧、 近視などの要因が加わって起こるといわれます。

初期には症状がないので、生活習慣やストレスに気をつけるとともに、 定期的に眼底、眼圧、視野などの検査を受けて早期発見に努めることが大切です。

また、長時間うつむいたままの仕事、ネクタイで首を強く締め続ける人、 大量のカフェインを摂取する人、抗うつ剤の服用も眼圧を高めるので、注意が必要です。

質問
緑内障は他にどのような対応策がありますか?
回答

緑内障の原因に「活性酸素」があります。

ですから、この活性酸素を発生させないような食生活、そして生活環境を改善することが大切です。

個人差もありますが、食生活を改善たりサプリメントを摂取することで緑内障を予防、改善された方は多くいらっしゃいます。