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星状神経節ブロック療法(緑内障)

眼底の血液の流れをよくする「星状神経節ブロック療法」とは


 最新の医学において、緑内障が悪化する原因は眼圧の問題だけではなく、眼底の血流が阻害されることにより、視細胞の働きが低下することも原因の一つと考えられるようになりました。

 高くなった眼圧を下げる治療と並行して、眼底の血流をよくする治療法が注目を浴びています。それが「星状神経節ブロック療法」です。

 星状神経節とは、喉の近くにある神経の合流地点で、ここには

 ・ 顔
 ・ 気管支
 ・ 心臓
 ・ 肺

 などの重要な器官を支配している「交感神経」がすべて集まっています。そして、「視神経」もこの星状神経節に深く関わっています。

 「星状神経節ブロック療法」という治療法は、喉にある星状神経節に特殊な麻酔薬を注射して、交感神経の緊張をほぐして血流をよくします。

 これにより、目の痛みや不具合を改善する方法です。ギックリ腰の時などに腰に注射する「ブロック療法」に似ています。

 しかし欠点もあります。この療法は熟練した、麻酔科医による技術が要求され、処置が適切でないと、後々痛みや不具合などの副作用が見られるのです。


偏光近赤外線療法(SGL)

 このような星状神経節ブロック療法がもつ欠点を解決するため、新たしい治療法として登場したのが「偏光近赤外線療法(SGL)」です。

 SGLは、星状神経節をめがけて波長が短い、特殊な近赤外線を照射する療法です。これによって交感神経の緊張をほぐし、眼底の血流を改善するものです。

 SGLによって網膜細胞の血管が拡張し、血液量、血流速度ともに増したことが臨床の現場で確認されています。眼底の血流が改善することにより、網膜の感度も向上します。

 この療法は、星状神経節の部分に近赤外線を10〜15分照射するもので、痛みも副作用もないのが特徴です。



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